富山 2021年度奨学生_稲土太陽さん【青山学院大学】
富山県学生寮青雲寮でのインタビュー
青山学院大学法学部法学科に通う2年生の稲土太陽さん。富山から上京し、忙しくも充実した大学生活を送る稲土さんに、都会でのキャンパスライフから将来の目標までさまざまなお話を伺いました。
夢に向かって頑張る稲土さんの言葉はエネルギーに満ちていて、お話を伺っているこちらも元気をもらえる、とてもパワフルな方でした。
小学生の頃に抱いた法曹の仕事への憧れを胸に、法学部へ進学
小学生の頃から漠然と法曹の仕事ってかっこいいな、と思っていました。でも大学進学のタイミングでは商学部に行きたいと考えていたんです。受験をした結果、行きたい大学の商学部には残念ながら受からなくて。その時に青山学院大学の法学部に、自分が小学生の時に有名だった弁護士の先生がいらっしゃることが分かり、当時の法曹の仕事に対する憧れの気持ちを思い出して入学を決意しました。
忙しくも充実した大学生活を満喫中
私は今2年生ですが、東京での生活にも慣れて忙しく過ごしています。大学では「司法コース」という法曹3者と呼ばれる裁判官、検察官、弁護士を目指す人が通う専門のコースに通っています。今は専門的な学びというよりは法律の基本となる総論的なことを学んでいる段階ですが、学びを深めるために予備校にも通っています。
授業や予備校の合間にアルバイトもしています。アルバイトは結婚式場。結婚式場は土日に仕事が入りやすいので両立もしやすいです。
富山の良さを再確認
東京で暮らし始めて、改めて地元富山の良さも感じています。この間も久しぶりに富山に帰ったのですが、富山の人々の温かさを感じたんです。自分が慣れ親しんだ自然豊かな景色も、東京に暮らしたからこそその豊かさに気づきました。
東京にも美味しいお店はたくさんありますが、富山にも美味しいお店はたくさんあります。
先日の帰省で、とんかつ好きな祖父と一緒に私が好きなとんかつ屋さんに行ったんです。アルバイトで貯めたお金で祖父にご馳走をしたら、祖父がとても喜んでくれて。その姿を見て私も嬉しくなりました。
夢に向かって真っすぐ進んでいく
寮を卒業した先輩が地元の富山で活躍する話を聞くと、私もゆくゆくは地元に帰って大好きな富山に貢献したいと思っていますが、法曹の仕事に就くという夢を叶えるまでは、まだまだ東京で頑張らなきゃ、と考えてます。
法律の専門家は多くの人と関わりながら仕事をします。富山にいる時も東京に出てきてからも、多くの人と関わり合ったからこそ今の自分が形成されていると感じています。これからも人との関わりや地域との繋がりを大切にしながら、人々の身近な課題から大きな課題までなんでも解決できる法律の専門家になる夢を抱いて大学生活を送っていきます。
稲土 太陽Taiyo Inatsuchi
・2003年生まれ
・富山県出身
・東京にきてからハマったことは「散歩」
・陸上部で長距離走が好きだったこともあり、ハーフマラソン出場が目下の目標