服飾・ファッションビジネス 2023年度奨学生_えれなさん【愛知文化服装専門学校】
愛知文化服装専門学校でのインタビュー
愛知文化服装専門学校アパレル科に在籍するえれなさん。幼い頃から「かわいい」ものが大好きだった少女は、小学生の頃に出会ったファッション雑誌をきっかけに、服飾の世界に夢中になりました。今は、自分のブランドを持ち、オリジナル商品を販売するという夢に向かって、充実した学生生活を送っています。
夢の原点はファッション雑誌

初めてファッション雑誌を手にしたのは小学生の頃。掲載されていた服がどれも輝いて見えて、「いつか自分もこんな服を作れるようになりたい」と思うようになりました。幼い頃から手芸や工作が好きで、母が作ってくれたアップリケ入りのスモックの記憶も、自分の“作りたい”気持ちの原点になっています。
「初めて」だらけの日々
「自分は分からないことが多く、すぐに先生に質問するタイプなので、少人数制で質問しやすいこの学校の環境はとても合っていました」
1年次から製図やミシン、デザイン画、トートバッグ制作など初めてのことばかりに奮闘。2年次にはファッションショーで衣装制作に挑戦し、「普段着とは違う“衣装らしさ”をどう出すか」に頭を悩ませながらも、完成の達成感は大きな喜びになりました。

好きなことだから、妥協はしたくない
奨学金制度を利用している分、自分の学びに責任を持って取り組みたいという気持ちはあります。だからこそ、2年次には「スピードアップ」を目標に掲げて、制作にかかる時間を意識するようになりました。ファッションショー直前には登校前や放課後にも作業し、締切りに間に合わせるため努力を重ねました。限られた学生生活、「妥協のない作品作り」を目指し、時間を意識して取り組むことを大切にしていきます。

夢に近づくために、今できることを

卒業後すぐにブランドを立ち上げるのは難しいかもしれない──。そう考えるえれなさんは、まずアパレル販売職からキャリアをスタートし、経験を積む予定です。
アルバイトで接客の楽しさを知り、販売職にも魅力を感じるようになりました。お客様とのやりとりの中でニーズを感じ取る力を養いたいです。
そしていつかは、独立したいという夢があります。
ガーリースタイルを愛する人たちから共感を得られるような、自分のブランドと実店舗を持つのが夢です。お客様と直接コミュニケーションができて、コンセプトに合った空間を演出できる店舗を構えたい。そこにはネット通販だけでは得られない楽しさがあると思っています。
ファッションの道を歩むと決めたので、与えられた課題だけで満足するのではなく、自分に何ができるかを常に模索し、行動に移していきたいです。
えれなErena
・愛知県名古屋市出身
・好きなテイスト:フリルやレース、パステルカラーなどガーリーなスタイル
・最近のお気に入りスポット:魚津水族館のお土産屋さん