財団設立後、2度目の交流会

2023年8月、財団設立後2度目の奨学生交流会を開催し、全国から9名の奨学生にお集まりいただきました。
交流会、ワークショップ、講座の3部構成で開催し、親睦を深めました。

第1部　交流会【レクリエーション／自己紹介】

第1部は、小矢部市の「ゴルフ俱楽部ゴールドウイン」での交流会からスタートしました。
開催は2度目ですが、全員がはじめての参加ということもあり緊張した面持ちで集う奨学生の皆さん…

まずは、レクリエーション「Look down Look up」（※） を通して緊張ほほぐし、自己紹介、食事会と交流を深めました。

（※）アイスブレイク（緊張を和ませるコミュニケーション）の1つ。
　　 「Look down↓」で下を向き、「Look up↑」で全員が誰か1人を見つめる。目が合ったら中央でテンション高くハイタッチ！　

第2部　ワークショップ【サコッシュ製作】

食後は、小矢部市にある「株式会社ゴールドウイン」へ移動し、残反（※）を使用したサコッシュ製作を行いました。
ミシンの経験はあっても、工業用ミシンは初めてという方がほとんど…真剣な表情でミシンに向かいます。

事前に生地の色やマーキングのデザイン、フォントを選び、完成後にはデザインに込められた意味を発表しました。
誕生日や好きな言葉をデザインした方。
ご自身ではなくご家族へプレゼントする為、相手を思ってデザインした方。
様々な思いが込められたサコッシュ。愛着を持って、長く使用していただきたいなと思います。

（※）工場の生産過程で余る生地。使い道がなければ廃棄される。

第3部　講座【ラグビー日本代表ジャージー開発秘話】

ワークショップ後は、ラグビー日本代表ジャージーが誕生した研究開発施設「TECH-LAB」での講座。
TV越しだと同じように見えるジャージーも、ポジションによって違う作りになっていることを見て・触って体感しました。

世界で活躍するアスリートの方々を支えるウエアが富山から誕生している。
ここでの学びが、学生の皆さまにとって良い刺激となれば幸いです。

交流会は毎年1回富山県での開催を予定しております。
奨学生の皆様、来年もお楽しみに！