服飾・ファッションビジネス 2021年度奨学生_青池璃子さん【金沢文化服装学院】
『BUNKA FASHION RENAISSANCE 2022』
進級認定作品展示会でのインタビュー
2022年2月某日、『BUNKA FASHION RENAISSANCE(ブンカファッションルネサンス) 2022』、進級・卒業制作作品の展示会の会場で、青池璃子さんの学生生活、プライベート、将来のお話などをお伺いしました。
青池さんが在籍するファッションビジネス科の進級作品展示テーマは「WORD-ROBE」。
「ファッションとは何か?」に対する答えを、土台となる白いローブに、プリント・染色・各種加工などを施し、作品として展示するものです。
インタビュー中、青池さんは笑顔を絶やさず、しなやかながら芯のあるオーラを漂わせている方でした。
作品のコンセプトは「エネルギー」
食事の栄養素は毎日のエネルギー、それがファッションとリンクしました
私の作品のコンセプトは「エネルギー」です。
ベスト部分は、Tシャツとニット生地を裂いたものを織っていくという作業をしました。
栄養素をモチーフにしてエネルギーを表現できないかということでいろんな色を使いましたが、栄養素が絡まりあっているのを表現するために織っています。
特に、赤にエネルギーを感じたので多く取り入れました。
「ファッションで人を幸せにすること」が原動力
子どもの頃、私の母はアパレルで仕事をしていました。
母と一緒にショッピングに行って洋服を見ているうちに、自分もファッションに興味をもつようになりました。
自分がセレクトした服で笑顔になる家族・友人を見ると、私も嬉しくなるんです。
これからはいろんな人にファッションで幸せ、笑顔を届けたいと思い、地元の福井県に近かった金沢文化服装学院を選びました。
これまでは感覚的に提案していたものを論理的に学びたいと思ったんです。
その人の“似あう”を提案していきたいです。
1年を振り返って印象に残った授業は「セールスワーク」
店長経験が豊富な方にマンツーマンで教えていただく「セールスワーク」という実践的な授業が印象に残っています。
教室を店舗に見たて、お声がけのタイミング、話しかけ、商品紹介などの販売方法を具体的に学びます。
ただ学ぶだけじゃなくて、フィードバックをもらって練習を繰り返す授業です。
まだ身に着いたとはいえませんので、これからも勉強していきたいです。
好きなことは「公園で散歩」
とある図書館の横にある公園によく散歩に行きます。
春夏秋冬で木々の葉っぱの色が変わって美しく、そこの空間だけ時間がゆっくり流れているようで、まるでアートです。
とても落ち着く場所なんです。
将来の夢は、大好きな福井県でセレクトショップをオープンしたい
卒業後は、実際に販売をしてお客様と関わっていきたいと思っています。
まずはファッションアドバイザーを目指して、将来は地元の福井でセレクトショップを開きたいです。
私は福井が本当に大好きです。
人や自然が大好きで、離れるとさらに良さが分かりました。
自分のお店ではナチュラル雑貨も置いて、リラックスできる空間を提供したいですね。
青池 璃子Riko Aoike
・2002年生まれ
・福井県出身
・好きな食べ物は、お魚・パン
豆腐と水菜を茹でてポン酢で食べるのも好き。